Coworking Conference Tokyo 2012 に参加してきました
先週の土曜日(2012年6月16日)は Coworking Conference Tokyo 2012 に参加するのに東京に行ってきました。このイベントは日本中からコワーキングの運営者が集まるイベントでした。名古屋からも MYCAFE・MYCAFE 栄・Art Factory・タスクールの運営者と、そこに集まってる20人近い人達が品川に集まりました。
「いま、なぜコワーキングなのか。そして未来へ」
最初は1時間ほどの基調パネルディスカッションがありました。パネリストの皆さんは以下の5名の方でした。
- 高橋郁夫さん(宇都宮大学 講師)
- 佐谷 恭さん(Pax Coworking)
- 伊藤富雄さん(カフーツ)
- 市川望美さん("cococi" Coworking Space)
- 松田 顕さん(Dozens株式会社 代表取締役)
「コワーキング」と「シェアオフィス」との違いは、コミュニティがあるか、コミュニケーションがあるか? シェアオフィスは受付の人くらいとしか話をしない事が多いそうだ。(実際は場所や人によるだろうけど...)また、コワーキングという言葉はアメリカからやってきた。そして、 jelly というコワーキングを体験するイベントも、訳す事なくそのままの名前になっている。
コワーキングに集まる人というのは、お客様というよりは仲間って感じ。そして、大事なのは場所という事ではなく、そこのコミュニティという事になるようだ。また、コワーキングスペースには仕事が欲しい人がいるわけではない。コミュニケーションをする場。
という感じの話だったかと思う。
コワーキングを考えるセッション
5Fの会場で、以下の3つのセッションに参加してきました。4つ目も聞きたかったのですが、女性限定って事で追い出されてしまいました。
ランチセッション『コワーキングスペースを始める方法』
ランチセッションって事だったのですが、ランチが出るという事ではなかった! 偶然、これから名古屋でコワーキングを始めようと思っている人と同じテーブルになった。何人かで共同でやるって言ってた。アップルップルは無料で始めるって噂になってると聞いてビックリ!この人だけじゃなく他でも同様の事を聞いたが、名古屋では間違った噂が流れているようだ。
『コワーキングスペース6つのチャレンジ』
実際に運営している人達のホンネを聞くようなパネルディスカッションだった。どこも儲かってるところはないって言ってた。運営で問題になるのは、土日とか夜の運営とからしい。コワーキングに集まっている皆で運営してるので、今日も来てる人に任せて来ていたり、土日は基本休みで予約制でやってたり、学生がインターンで手伝ってくれてるところとか、イロイロだった。来る人の得意分野を把握するのが大事。全然、文章になってないメモ。
- 広瀬眞之介さん(ネコワーキング )
- 住田賢司さん(JOKAFE ) ※ 近いうちに伺おうと思ってます!
- 五十川員申さん(cafe? IKAGAWA DO )
『孵化器としてのコワーキング』
このセッションは、ちょっとコワーキング?って感じだった。
- 秋山智紀さん(ベンチャーキャピタリスト)
- 木村篤彦さん(株式会社co-meeting 代表取締役)
- 高 敏晴さん (公認会計士)
- 谷川周平さん(Chatwork株式会社)
- 両角将太さん(株式会社サムライインキュベート)
懇親会
やっぱり、こういうイベントは懇親会まで出るのが正解! 本編で話が出来なかったイロイロな人達と飲みながら話ができて良かった! 各地でコワーキングやってる人達と知り合えたので、これから各地での勉強会で訪ねて行く楽しみができた。 また、各地のコワーキングスペースに集まる Web屋さんに a-blog cms を紹介するってのもいいなって感じた。
最後に、コワーキングは場所ではなく、コミュニケーションとコミュニティが大事! 今のところ、フリーの人達が集まる場所って感じのようだ。 なんとなく、自分のやりたい事と進めるべき方向が定まった感じです。この続きは、またの機会に!