a-blog cmsサイト公開・移設時のチェックリスト
このところ毎月いくつかの a-blog cms のサイトを公開してきています。 何度やっても本番移行はドキドキするものです。社内でチェックするようにしているチェックリストの内容を紹介しておきます。
□ メールアドレスの設定はあってる?
システムが使用するメールアドレスという事で、管理ページ > コンフィグ > プロパティ設定 > メール
に管理者のメールアドレスの設定があります。これがテスト用のままになっていませんか?
お問い合わせフォーム等のフォーム設定にも送信先のメールアドレスの登録がされているかと思います。こちらもチェックして下さい。
□ デバッグモードはOFFにした?
インストール時はデバックモードはONになっています。 config.server.php の一番最後に define('DEBUG_MODE', 1); になっていたら、0 にしましょう! ログインしていない時の表示速度が体感できるくらい違ってきます。
define('DEBUG_MODE', 0);
□ 正規のlicense.php入れた?
a-blog cms のサイトにログインしてサイト登録を行い license.php をダウンロードしましょう。この作業が行われていない場合には、ログインした時に表示されている(LOGOUT)ボタンの横に / トライアル版 有効期限 : 2010-04-03 19:15:00 のような表示がされています。
□ .htaccessでwwwにリダイレクトさせてる?
サイト登録時には www.example.com で登録しましたか? それとも example.com ですか? a-blog cms のサイトで登録したものでない方についてリダイレクトの設定を .htaccess にしておきましょう。
www.example.comで運用する場合
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^example.com?
RewriteRule ^(.*) http://www.example.com/$1 [R=301,L]
example.comで運用する場合
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www.example.com?
RewriteRule ^(.*) http://example.com/$1 [R=301,L]
□ Google MAPS API Keyは新しい?
Google MAPS API Key の設定は、管理ページ > コンフィグ > プロパティ設定 > ウェブサービス に設定があります。ドメイン・サブドメイン拡張ライセンスを利用されているようであれば、ブログ毎に設定を見直す必要がありますのでご注意下さい。また、管理ページ用に config.server.php にも設定があります。 ブラウザでの設定変更と、設定ファイルの2つを修正する必要があります。
□ テンプレート上に制作環境のホストやパスが書き込まれていない?
テンプレート上に制作環境のURLが直接書かれている事もあるかもしれません。ローカルファイル上でファイルの一括検索等の機能を利用してチェックしておきましょう。
□ 画像のアップロード・削除はちゃんとできる?
テストサーバで制作をされていた場合には、archives にファイルをアップロードしないといけません。その際にはパーミッションの変更を忘れずに行って下さい。(ディレクトリは777、ファイルは666)パーミッションの設定チェックのために、一度画像をつけたエントリーを1つ書いてみてテストを必ずするようにしましょう。
また、テスト記事があれば削除もしくは、非公開の設定を忘れずに!
□ドメインの設定は適切?
サイト公開時のDNSの設定は適切に設定してありますか? 切り換え前はDNSのTTLの設定を短めにしておく事が切り換えをスムーズにする事になります。TTLってなんだ? って方はGoogleさんに聞いて下さい。
□ 試作とかバックアップのHTML・CSS・フォルダをサーバーから削除した?
制作中はテスト的にテーマディレクトリ内にテスト用のファイルやディレクトリが作られる事が多いかと思います。公開時には消しておきましょう!
□ 出力ソースのクリーンアップオプションは有効?
管理ページ > コンフィグ > 出力設定 に、余分な空白の削除 という設定 と HTMLコメントの削除 という設定があります。これにチェックをつける事によって、表示されなかったモジュールの空白等をツメたり、サイトのメンテナンスのために書かれているHTMLのコメントをテンプレートに書いてあっても出力しないという事が可能です。
□ 制作用アカウントで作成したエントリーが残っていませんか
テスト記事がそのままになっていたりしませんか? いらない記事は削除しましょう!
□ 制作環境のURLが含まれるようなキャッシュが残ってないですか?
ドメインを変更した際には、キャッシュファイルを削除しましょう! そうしないと、ドメインの切り換え前の情報が表示されてしまっているかもしれません。