a-blog cms のテンプレートが賢くなった1.5.1 と 特定サーバ無料サブドメインライセンスをリリースしました
昨日、a-blog cms の 1.5.1リリースと、特定サーバ無料サブドメインライセンス というヤツのアナウンスをする事ができました。毎回アップデートする度に、いい製品になってきてるのが、ホント嬉しい。やっと、このバージョンを利用されている皆さんにお届けできホッとしています。
1.5.1の事
いくつかコレは、しっかりお知らせしたいってところを書いてみる事にします。
無制限ユーザーライセンスの場合、同一ユーザーの同時ログインをオプションで可能に
基本 a-blog cms のログインは同じIDではログインできない仕様になっています。今回、無制限ユーザーライセンスを利用している際には、同一のユーザーIDでログインする事ができるようになりました。これにより、部署毎のアカウントを用意して、それを皆で利用するような運用ができるようになります。個々のIDまで必要無いという場合って、結構あるんじゃないかと思ったりもします。
校正オプションの改良
これまでにあった wareki が改良されました。しかし、無理矢理なパズルのような対応をしないとエントリーの日付を和暦表示できないのが少し残念ですが、とりあえず出来るようになったのは前進です。
{date#U}[date('Y-m-d')|wareki('年m月d日')]({date#week})
また、table についても改良され、colspan や rowspan が頑張れば表現できるようになりました。 >2 で colspan="2" となり、^3 で rowspan="3" となります。
あああ | いいいい | ううう |
aaa | bbb |
カテゴリーコードによるテーマ内テンプレート探索で、カテゴリーコードのさかのぼりオプションを追加
1.5 までとカテゴリーのディレクトリを作るだけでテンプレートが設定される部分の仕様が少し変更になりました。サブカテゴリーの専用のテンプレートが無い時にはテーマルートのテンプレートファイルが利用されていましたが、これが親のカテゴリーのテンプレートを順に遡ってテンプレートファイルがあるかをチェックできるようになりました。
config.system.yaml の tpl_find_from_ascendants_ccd : on という設定を off にする事で、従来の仕様になります。
Entry系のモジュールでglueブロックを追加
a-blog cms のテンプレートでは、HTML以外にもCSVやXMLのようなテキストファイルを作る事ができます。最近であれば、XMLよりも JavaScript で利用する JSON ファイルをテンプレートから生成するという需要も増えています。そんな時に、エントリー毎のループの最後にカンマをつけたいが、最後だけ無い方がいいって事ができるような機能が増えたと思って下さい。
Internet Explorer6対応
IE6の時に、ユニットのドラッグができないようにしました。これまで位置を変更しようとするとフォームが崩れていましたので、これで一応運用しても大丈夫になったのではないでしょうか。
特定サーバ無料サブドメインライセンスの事
このライセンスは弊社が指定するレンタルサーバーの「サブドメインでの運用」に限り使用できる、1ユーザー版のライセンスです。 a-blog cmsの試用は、通常インストール後60日で記事の投稿ができなくなるという制限がありますが、今回提供するライセンスを利用することで、ユーザー数が1ユーザーと制限がかかりますが、サイトの申請も無く、期限も無く利用できるようになります。特定のレンタルサーバーのサブドメインでの利用のままであれば商用利用も可能とします。独自ドメインで商用利用する際には、有償のライセンスを購入ください。
上記の3つのサーバ以外にも、このサブドメインで欲しいというのがあれば、お知らせ下さい。要望が多いものについては、対応させて頂きます。まずは、a-blog cms の Facebook ページに「いいね!」ってして下さい。