silhouette CAMEOをIllustratorで利用する
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随分前に買ったグラフテック社のカッティングプロッター silhouette CAMEO を Mac OS X の環境で Adobe Illustrator のアプリから利用する方法を書いておきます。
ハードウェア silhouette CAMEO
利用可能なカッティングシート幅は12インチ(304.8mm)までとなっており、長さは 3000mm までの長さのモノを切る事が可能です。Windows だけでなく Mac OS X にも対応しています。 2.5万円くらいで購入する事ができるカッティングプロッターの入門機という位置づけの製品になります。
ソフトウェア Cutting Master 2 for Craft ROBO
付属のソフト silhouette Studio というものもありますが、ベクターデータを扱うのであれば Adobe Illustrator で使いたいですよね。日本語の公式サイト上には使えるという事は書かれていませんが、イギリスのグラフテック社のサイトからダウンロード可能な Cutting Master 2 for Craft ROBO を利用する事が可能という事です。以下のURLからダウンロード可能です。
使い方
Adobe Illustrator を利用してパスで絵を描きます。切るシートは単色なので2色で描き、線ではなく塗りでパスを用意して下さい。
ファイルメニューの Cutting Master 2 for Craft ROBO から カット・プロット を選択するとカットの画面が表示されますので(送信)をクリックすると切る事ができます。
初回のみ、デバイス設定画面が表示されますので Craft ROBO cc300-20 を選択して下さい。
完成!
切り終わってから必要無い部分をぬいていきます。これが結構大変です。MacBookの裏って結構いいスペースだと思いませんか? 今回の写真は、蒼穹工房 の @makotok1 さんの協力でした。
自分で作るには
ベースキャンプ名古屋 に、silhouette CAMEO はありますし、Mac も Adobe Illustrator も使えます。データと好きな色のカッティングシートを準備してお越し下さい。カッティングシートは名古屋駅の東急ハンズに売っています。
10:00 - 18:00 まで利用で 1,000円、2時間 500円の利用料金のみで、silhouette CAMEO は無料で利用可能です。受付スタッフに「カッティングシート切りたいんですけど」って言ってもらえば貸してもらえます。
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