a-blog cms Ver. 2.11 の新機能を5つ紹介してみます
このブログに a-blog cms のことを書かなくなって、更新がとても減ってしまいました。今回は a-blog cms Advent Calendar 2019 の 12/1 トップバッターということで、久しぶりに a-blog cms のことを紹介します。
このブログに a-blog cms のことを書かなくなって、更新がとても減ってしまいました。今回は a-blog cms Advent Calendar 2019 の 12/1 トップバッターということで、久しぶりに a-blog cms のことを紹介します。
最近は、a-blog cms のことは a-blog cms の開発ブログに書いたり、アップルップルのブログに書いているので更新頻度が落ちてきていますが、今日は a-blog cms Advent Calendar 2017 の最終日ということで書いてみようと思います。
まずは、今年も多くのユーザーさまの協力により Advent Calendar をクリアできました。ありがとうございます! これで、2013年 / 2014年 / 2015年 / 2016年 に続き5年連続になります。
2017年11月17日(金)18日(土)に名古屋で開催された a-blog cms Training Camp 2017 Autumn で発表された次のバージョンである「a-blog cms 2.8 α1」ですが、詳細については参加された50人くらいと、そこで書かれた参加レポートくらいしか情報がありません。本来は、合宿直後に書いててもいい内容ではありますが、まだ書いてませんでしたので、このエントリーでは、Ver. 2.8 の事について書いてみます。
早ければ年内という話も秋合宿の中では話がありましたが、参加者からのご意見や、開発者から「やっぱりこれもやろう!」が多く、残念ながら年内は無理ということになりました。ゴメンナサイ。
これまでのバージョンアップの内容と期間について調べてみた。(詳細版)
バージョン | リリース日 | 日数 | 機能 |
---|---|---|---|
v2.0 | 2013/12/18 | 0 | 管理ページのリニューアル・IFブロックの実装・メディア機能・動的フォーム・バージョン管理・承認機能 |
v2.1 | 2014/06/23 | 187 | カスタムユニット・メディアユニット・ソーシャルログイン |
v2.5 | 2015/04/23 | 304 | レイアウト機能・モジュールユニット・JSの仕様変更 |
v2.6 | 2015/12/25 | 246 | SetTemplate・画像リサイズの校正オプション・管理画面の英語化(2.6.1: モジュールフィールド・常時SSL ) |
v2.7 | 2017/03/30 | 461 | 位置情報・JSONレンプレート・テーブルユニット |
今日(2017/12/25)で 2.7 がリリースされて 270日です。
ソースコードの改良というよりは、最新の ionCube PHP Encoder 10 を利用することになり、PHP 7.1 でも a-blog cms が利用できるようになります。 と言っても既に 7.2 が 2017年11月30日にリリースされていますので、ionCube の対応状況にあわせていきたいと思っております。
ionCube の都合で申し訳ありませんが、現在も 5.5 までと 5.6 以上の2つのパッケージになっておりますが、次の 2.8 からは以下のように3つに分かれてしまいます。
7.0 から 7.1 にアップデートされる際には、本体パッケージ以外に、ライセンスファイルも 7.1 版を再度 MYPAGE からダウンロードが必要になります。
画像を最適化し、ファイルサイズを小さくすることができるようになります。TinyPNG というサービスを試してもらうと効果がわかりやすいので試してみてください。
この機能が利用できるようになるには、pngquant , optipng , pngcrush , pngout , advpng , jpegtran , jpegoptim , gifsicle のようなオプティマイザーがサーバーにインストールされている必要があります。全てが必要ということではなく、JPG用、PNG用、GIF用ってのがいろいろあるようです。
2015年に @atsu666 が a-blog cmsで画像のロスレス圧縮をする | a-blog cms | Web雑記帳 に書いていたことがサーバー側で対応されていれば、標準機能として利用できるようになったということです。
共有サーバーでも、オプティマイザーが標準インストールになるといいのですが、これから調査するところです。
今回、a-blog cms のためにアップルップルで新しく開発されたインライン要素のみを扱うことができる WYSIWYG エディタで、今回のバージョンからテキストユニットを置き換えることになります。また、他のシステムでも利用できるように Lite Editor という名前でオープンソースで公開もしています。
これまでは prettyPhoto を標準の画像ビューアーとして利用していましたが、スマートフォンの際に表示されている画像より小さく表示されてしまう問題を解決するために、こちらもアップルップルで新しく開発しました。
こちらも、オープンソースライブラリとして公開しております。
WordPress のようにアップデート機能が欲しい!と言われていた機能になりますが、ブラウザからボタンをクリック1つでアップデートする機能を搭載することになりました。
コンフィグ > ブログ > 機能設定 に
の3つの設定が用意されております。もし、サイトの運営者に更新ボタンが出てこない方がいい場合には、非表示に設定を変更ください。
変数のエスケープ機能というのは以前からあり、フォームモジュールの中にカスタムフィールドを活用したりする際に利用されていました。 2.8 からはモジュールのコメントタグなどをエスケープできるようになります。
<!-- BEGIN_MODULE\ Entry_List id="sample" --> <div class="acms-margin-bottom-medium"> <ul class="acms-list-group"> <!-- BEGIN\ entry:loop --> <li><a href="\{url\}" class="acms-list-group-item">\{title\}</a></li> <!-- END\ entry:loop --> </ul> </div> <!-- END_MODULE\ Entry_List -->
POST INCLUDE 機能でないと実装できなかった部分をこの方法でも実装できるようになり、例えば Category_List の中に Entry_List(エスケープと以下のモジュールのコンテキスト指定) を書いて、Category_EntryList のような表示ができるようにすることも可能になります。
モジュールに対して条件を指定する場合、通常は「モジュールID」を設定しますが、今回のバージョンから別の方法で条件が設定できるようになりました。
BEGIN_MODULE のコメントのところに ctx="cid/1" を追記することで、カテゴリーID が 1 の情報を検索できます。
<!-- BEGIN_MODULE Entry_List id="sample" ctx="cid/1" --> <div class="acms-margin-bottom-medium"> <ul class="acms-list-group"> <!-- BEGIN entry:loop --> <li><a href="{url}" class="acms-list-group-item">{title}</a></li> <!-- END entry:loop --> </ul> </div> <!-- END_MODULE Entry_List -->
テーマを継承する機能は以前からありましたが、次のバージョンからテンプレートを継承できる機能が実装されました。
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> @section(head) <meta charset="UTF-8"> <title>サンプル</title> @endsection </head> <body> @section(body) <p>サンプル</p> @endsection </body> </html>
@section(なまえ) 〜 @endsection で変更する部分を設定します。
@extend(/base.html) @section(head) @parent <script src="/js/example.js" charset="UTF-8"></script> @endsection @section(body) <p>変更する部分を書きます</p> @endsection
@extend(継承元のファイルを指定) し、元ファイルと同様に @section で書き換えたい部分だけ書くことになり、@parent と書くと元ファイルの情報を残しつつ追記するカタチになります。結果としては以下のようになります。
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>サンプル</title> <script src="/js/example.js" charset="UTF-8"></script> </head> <body> <p>変更する部分を書きます</p> </body> </html>
この書き方が必須ということでもなく、この書き方も可能になるということです。 site2018 のテーマはテンプレート継承機能を利用した記述になります。
Movable Type のように全てのコンテンツを書き出して利用できるような利用ができるようになります。できれば、この機能を使うのではなく動的に運用していただいた方が便利にサイト運用ができるとは思いますが、需要もあるようなので提供することになりました。
先行提供ということで レンタルサーバーのCPI のサイトで半年以上運用を行っていただいております。やっぱり静的サイトってのは速いですね。
プロフェッショナル版以上で標準機能に、スタンダード版ではオプション機能(価格未定)として利用できるようになります。
今回、Webサイトのフォームと外部サービスとの連携のための拡張アプリがいくつか追加実装されています。
アップルップルでは顧客管理に Zoho CRM を半年前くらいから利用をはじめました。Webサイトのフォームからの情報を CRM を連携して活用したい際に利用。
Mailchimp は海外の HTML形式のメルマガサービスで、CRM までは必要ないがメルマガをサイトと連携して運用したいという場合に利用。
Google SpreadSheet 連携については、一番使われそうですが、これまでは CSV で出力できるようにしていたものをリアルタイムに出力できるので運用がより容易になります。
最初の3つはデータ出力というか蓄積をするためのものでしたが、通知サービスとの連携の1つとして最近は日本語化もされましたので Slack 連携を準備してみました。
これもフォーム連携になりますが、フォームに届いた情報をメール以外に通知できるようにしていきます。
今後は Chatwork とか、Twilio 、Facebook Messenger 、Twitter など、いろいろなサービスに通知できるようになればと思っております。
Googleが提供する「reCAPTCHA」を利用できるような拡張アプリも準備ができております。できることが増えると設定もいろいろ大変になりますが、お客様に提供できることが増えることになりますので。費用をいただいて対応していきましょう!
テーマについては、simple2017 , site2017 , bootstrap2017 , blog2017 としてリリースを進めておりましたが、残念なことに 2017年にリリースが難しいので 2018 という名前でリリースということになりそうです。
今回の予定では、2017年末に site2017 をリリースし、春頃に site2018 を出そうということで既に 2018 の準備もすすめておりました。
そういうことで、あまり大きく変えてないのが、次のバージョンのテーマになります。ということで秋合宿とは違って年が 2017 から 2018 になったところとしてお伝えすることに。
秋合宿時には site2018 と呼ばれていたものの名前は、まだ決まっていません。 次の site テーマは、これまでのモノを一新することを考えています。
Adobe XD でプロトタイプを用意しつつ、そのデータもテーマとあわせて利用できるようにすることで XD 上でのプロトタイピングとテーマで利用するモジュールが簡単に利用できるようになるという構想です。まだ、どんな感じになるか分かりませんが、春の合宿時点では何かカタチを用意します。
合宿時、紹介もされなかったが改良されている管理ページもあるのでご紹介しておきます。
これまでのナビゲーションモジュールでは、100を超えるようなナビゲーションの設定をしようとすると動かなくなってしまうことがありました。これを以下のように変更することになります。
多言語対応サイトを作る際の翻訳の補助機能として、管理ページ上のフォームに(翻訳)ボタンをつけることができるような API 連携機能を用意しました。翻訳APIは有料サービスになりますので、無料がいいのであれば「Google 翻訳」を別ウィンドウで開いて作業をするということでも同じになる気もします。
秋の合宿時に参加された多くのユーザーが「バナー機能」をしっかり利用されている事実を、グループワークの発表で知り、「新しいバナーモジュール開発」ということをすることになりました。
私の考える今のバナーモジュールの問題点としては、データと表示方法が1対1であり、同じデータに違うモジュールID(条件設定や表示設定)で利用する方法によって出し分けることができないことです。それをクリアするために新しいバナーモジュールでは、データとしてはメディア管理のラベルでグルーピングしたものを選択し、それに表示条件を設定できるようにしたいと考えています。
という話になったら、新しいバナー管理画面を用意するかと思ったら、メディア管理から手を入れ始めている状況なので、もしかすると、これは乗らないかもしれませんが....
早く a-blog cms 2.8 を届けたい!と思っておりますが、もう少しだけ時間をください。きっと、制作側の人にも、運用側の人にも、喜んでもらえる次のバージョンをお届けします。
また a-blog cms Advent Calendar 2017 については、有益な情報をユーザーの皆さまに書いてもらえたので、本家のどこかに一覧を用意しておこうと思います。
それでは、a-blog cms ユーザーの皆さま、メリークリスマス & よいお年を!
a-blog cms Advent Calendar 2016 の1日目が始まりました。このところ a-blog cms のことはココに書かないでいましたが、Advent Calendar だしね。自分のところに書いておきます。
「ブログ型」か「ページ型」の2つに分けることになった場合、a-blog cms って名前だし「ブログ型」ってことになる。そんなブログ型は、一般的にはレイアウトの自由度が低く、同じようなページを量産するのが得意なのかもしれない。
でも、「テンプレートをちょっと書いてやるだけで、自由度をアップすることができる!」ってことを勉強会で言いたいばっかりに、特製テーマ「lp@simple2016」を9月に一部の人たちにのみ公開していました。
10数人しか知らないテーマで終わらしてしまうのももったいないし、Advent Calendar 2016 で公開したものですので、使い方やカスタマイズについては公式サポートはありません。よろしくお願いします。
1つのエントリーをランディングページにすることを可能にするテーマです。
サブカラムを消したり、グローバルナビを消したりとかも可能で、simple2016 で表示しているように見えなくなるくらいレイアウトを変更することができます。
エントリーのカスタムフィールドで以下のような指定が可能です。
jquery.imageScroll.js を同梱しており、普通に画像を貼るように利用が可能です。文字をのせることもできますが、あまりいい感じには出来てないです。改良した人がいたら私にください。
Font Awesome のアイコンを選択できるようにしています。すべてのアイコンを選択できるようにしていませんので Class を書く事で指定も可能です。
長方形の画像もトリミングして丸い画像を表示ができるようにしているだけのユニットですが、これも便利かと思ってます。
simple2016 には見えないページになります。
テーマ全体ということでもなく、特定のエントリー単体について指示できるように作られているので便利に使えるんじゃないでしょうか。
simple2016 を継承したテーマとなっていますが、いろいろなコンフィグの設定が有効になっていないと何もできないかと思いますのでブログのインポート機能を利用して設定も自動で行います。themes ディレクトリ内に lp@simple2016 をアップロードし、bin は setup ディレクトリの中の bin にアップロードしてください。
そして、ブラウザでアクセスすると「メンテナンス画面」が表示され、管理者IDでログインを要求されます。
ログインすると上記の画面になりますので、ブログ毎のインポート画面に移動してください。
2つのラジオボタンにチェックと、最後のチェックボックスにチェックをつけて実行すると、インポート作業が完了します。最後に、setup ディレクトリを削除すれば完了です。
トップページのスライダーのリンク先に lp201609.html にリンクしています。 うまくリンクで移動できない場合には、管理ページのエントリーから探してみてください。
なんとか今年も25日分がアイコンで埋まってくれています。明日は、森田さん ( http://mkasumi.com/ ) になります。このブログ a-blog cms で AMP対応できてるんですよねー。いいなぁー。
これは、 a-blog cms Advent Calendar 2015 の14日目の記事です。前は Mag Matsushitaさん、後は Tee Suzukiさんの記事になる予定です。
今日は Amazon.co.jp が2012年に日本記念日協会に登録 (12月の第2月曜日)した「Cyber Monday(サイバーマンデー)」です。なぜか今年は、この日から売り出しではなく今日までになっていますが、アップルップルではサイバーマンデーからクリスマスまでを、お待ちかねの人も多かったと思います「クリスマスセール」が始まりました。
そして、セール終了のクリスマスに ver 2.6 をリリースしたいと思っております。
をご紹介させていただきます。
まぁ、いつもの内容ですが、以下のようなお得ライセンスを用意しています。ちなみに今回販売のライセンスコードというのは、利用するサイトが決まる前に先にライセンスを注文だけしておける前売りのライセンスコードになります。
安いときに買っておいてもらって、お客様のサイトで利用するときには定価で売ってください! 2016年利用する予定があれば、銀行に貯金しておくよりもライセンスコードを買いだめしておく方が得なハズです。(利用する予定があればではありますが...)
40,000円(税別)
スタンダードライセンス(50,000円)と+10ユーザー追加オプション(50,000円)のセットで、通常100,000円のところ40,000円(税別)でご提供いたします。
※おひとり様何本でもご購入いただけます。
140,000円(税別)
スタンダードライセンス(50,000円)とユーザー数無制限アップグレード(150,000円)のセットで、通常200,000円のところ140,000円(税別)でご提供いたします。
※先着5本の数量限定販売です。
現在、似たタグをもとに関連度をチェックして表示できる Entry_TagRelational というモジュールがありますが、もっと明示的に対象のエントリーを登録できるような機能がエントリーに標準でつくことになります。
2.5.1 で追加された Canvas 機能を利用したブラウザ上での画像リサイズ機能ですが、次のバージョンでカスタムフィールド画像についても対応できたようです。特定の class を追加することになりますが、カスタムフィールドメーカーを利用すれば、追加するべき class も書いてくれるような改良もされます。
※これまでのバージョンで作ったテーマのカスタムフィールド画像は、class を追記しないと機能しませんので注意ください。
校正オプションで resizeImg(100,100) のように画像のURLに対して、このオプションを指定することで実際に画像を生成できるようにします。現在は、事前に square- や tiny- を生成していますが今後のバージョンでは事前に作ることをしないでも大丈夫になるのではないでしょうか。
今回のバージョンでは 2016年版のテーマを用意することをしていませんが、次に用意されるバージョンでは resizeImg も活用を提案するようなものに変わっていくことになると思います。
テンプレートを変数化し、後から GetTemplate で再利用が可能になるというものです。
文章で書いて説明も難しいですが、テンプレートをゴリゴリとカスタマイズされる人にとっては嬉しい機能のハズです。
こちらも今回のバージョンでは 2016年版のテーマを用意することをしていませんが、次に用意されるバージョンでは SetTempalte も活用を提案するようなものに変わっていくことになると思います。
2.5 で多言語管理ページを作れるような機能が用意されましたが、結局のところデータがないと利用できないものでした。急に弊社の中で「英語化しよう!」と若手メンバーが頑張りだして全ての日本語部分を英語化できたようなので同梱することになりました。
エントリーのタイトル・テキストユニット・エントリーのカスタムフィールドのテキスト情報の文字列を一括で置き換える機能を用意しました。
2016年の春前には、2.6.1 を(私としては)用意する予定でいます。 まだ、開発の方としっかり話はできてないです。きっと、もう少し機能は増えるとは思いますが、テーマを用意するのがメインだと思います。(マルチブログなインストーラーも欲しいな)
それでは、皆さん、スタンダードなライセンスコードを 2.3 本づつ買ってください!
a-blog cms Advent Calendar 2014 ですが、急に順番が繰り上げになったので、急いで未来について書いてみたいと思います。
次のバージョンは、a-blog cms 2.2 になる予定で作っています。 が、今回のアップデートは 1.7 -> 2.0 にアップデートした時よりも劇的な変化のあるアップデートになりそうなのです。 2.5 になるかもしれないし 3.0 って呼ぶべきものかもしれません。どうなるかは決まっていませんが、利用する皆さんがより便利に使えるものに進化するのは確実で、これまでのように作る事もできるし、新しい作り方でも大丈夫という事になります。
少しだけ昔話をすると 1.2 のリリース時に、カテゴリー毎のフォルダを作ればカテゴリーのテンプレートが切り替えできるようになりました。この進化も大きな進化でしたし、モジュールID や ルール にグローバル設定が追加された時にも、作り方が少しづつ変わっていったかと思います。
今では考えられないですよね。でも、1.0 は 5年以上前で、その頃にはスマートフォンも無く、docomo , au , Softbank の携帯電話の絵文字まで対応をする必要がありました。
パソコンよりもスマートフォンからのアクセスが多くなってきているサイトが多く、2014年は利用者の環境が大きく変わる年でした。 同じく a-blog cms も 1.x 系から管理ページを一新して、2.0 となり、とても便利な CMS に進化しました。
と、言っても a-blog cms でのサイト制作の基本は変わっていないと思います。スマホに対応するための専用のプログラムがあるのではなく、基本機能に User Agent の振り分けとキャッシュ機能が用意されています。なので、デバイスが増えたとしても考え方を変更する事なく、大丈夫という安心感で制作ができる事でしょう。
私のブログを毎回チェックしていれば、この先の a-blog cms は凄そうだ。ってのは伝わっていると思います。そうでない人で a-blog cms を知っている人に伝えるとすると、モジュールがテンプレートに書くのではなく、ログインしてダイレクト編集で置けるような事ができるように進化します。
不特定多数の人に紹介すると、より Jimdo や concrete5 みたいになるという説明がわかりやすいかもしれない。適当に撮った動画で申し訳ないが、グリッドシステムをドラッグで配置するような Layout_Module (仮称)というものができます。そこに、こんなモジュールを置きたいと指示する事で、タイトルの一覧や、バナーのモジュール、写真一覧等のような好きな一覧を配置する事ができるようになるのです。
現状のバージョンでは、一覧ページはテンプレート側に書いていますので、どんな条件で、こんなモジュールを配置するといった指定はサイトの設計時にのみ変更でき、運用に回った時点では、新しい新規記事を追加していく事が基本的な更新作業となっていました。
この部分に自由度を持たせたいと提案したい際には、この上のモジュールを利用して自由を提供する事ができるようになります。詳細ページは、自由にユニットを駆使する事で、いろいろなコンテンツを作れましたが、一覧ページは次のバージョンで編集が解放される事になります。この変化は大きいです。しかし、これまでのままの方がいいクライアントやサイトもある事でしょう。新しいものを取り入れるのは自分のタイミングで大丈夫ですのでご安心ください。
それに合わせて Bootstarp ベースの新テーマ(一番上の画像を参照)が用意されたり、site2015 や blog2015 も 2015年らしいアップデートをされる事になります。 今、標準のテーマはどうあるべきかを検討している段階ですが、こちらもご期待ください。
先日の a-blog cms DAY in NAGOYA 201412 の時の録画をみてもらうのがいいかもしれません。ライブの録画で未編集なので、11分18秒 から始まっています。どうやったら編集できるのか勉強しないとね。
なんとか12月1日から途切れる事なく、a-blog cms Advent Calendar 2014 を繋いできています。こうやって皆さんが a-blog cms の事をブログに書いてくれる事を、とても嬉しく思っています!
年末という事もあり、恒例になりつつある技術系の Advent Calendar に a-blog cms も参加する事になりました。これも利用されている皆さんから自発的に用意されて多くの人が参加されています。まだ、空いているトコロもありますので協力頂ける方がいると助かります。
2009年6月にリリースした a-blog cms1.x 系は4年半で1.7というバージョンまで成長し、細かいアップデートも数えると19回のアップデートが行われてきました。そして初めてのメジャーバージョンアップとなる 2.0 が 2013年12月中にリリースされる事になります。
タイトルにもあるように、本日より a-blog cms 2.0 RC1 が、a-blog cms の開発ブログより一般に公開されます。今回のバージョンはお試し用という事で、新規のインストールのみに対応しており、アップデート版ではありませんので、ご注意下さい。
今後は、新規のインストーラーと、アップデート版のインストーラーは別のパッケージとして配布する事にもなりました事をココでもご紹介しておきます。 rc2 が出た時点でアップデート版も配布される事になります。
今後、公式サイトでしっかり紹介される事になると思いますが、代表的な機能について紹介してみたいと思います。
一番、大きく変わったのは、この4年以上変わらなかった管理ページのリニューアルというところじゃないかと思います。
一般の利用者は管理ページに入る事なく使う事ができるのがウリな部分でもありますが、カスタマイズされる皆さんは付き合っていかないといけない仕様のシステムでもあります。そこが使いやすく変わった事は嬉しいところじゃないかと思います。
エントリーのバージョン管理が可能になりました。これまではユニットの内容を変更したら戻す事はできませんでしたが、今後は過去のバージョンに戻したり、公開中のエントリーの未来バージョンを書きかけで保存しておく事も可能になります。春夏秋冬と4つのバージョンを用意して定期的に切り換える事も可能に。
これまではフォームはHTMLの知識のある人(制作会社側)で用意しておく必要がありました。今回の2.0からはエントリーのユニットのようにフォームを生成する事が可能になりました。これでイベント後のアンケートを取ったりする際に聞きたい事を担当者が自由に追加できるようになります。レイアウト的な制限とかありますが、そこもカスタマイズ次第で可能性を広げられるような設計になっています。
エントリーを削除すると画像を含めデータが消えてしまう仕様でしたが、皆さんが利用されているパソコンのファイル管理のようにゴミ箱機能を用意しました。
詳しくは、またの機会に紹介しますが、待望の承認機能が用意されました!
書こうと思えば、今回の10倍以上書く事ができるだけのアップデートになっています。 Advent Calendar ネタに困る事はありません。ダウンロードして、まずはローカル環境にインストールしてみて下さい。
まだ a-blog cms を使った事がない人は XAMPP や MAMP をご利用だとは思いますが、a-blog cms 用って事で別の環境 ampps を使ってみて下さい。こちらを利用する事で簡単にローカルにインストールが可能になると思います。
これまでとは少しだけインストール方法が変わっています。 install フォルダが無くなりました。データベースのユーザーを root にして、パスワードを mysql にして設定するくらいヒントがあれば大丈夫ではないかと思います。
誰か 2.0 のインストールを Advent Calendar に書いてみて下さい。
2013年12月13日(金)に 神戸ITフェスティバル 2013 〜自慢したくなる スゴいIT というイベントで WordPress , a-blog cms , concrete5 , SOY CMS , baserCMS , Drupal の6つのCMSのセミナーが予定されています。この場が初めての 2.0紹介になります。
13:15 から45分間が a-blog cms の時間になります。伝えたい事が多すぎて困ってますが、頑張って私のワクワクをお伝えできればと思います。