a-blog cmsのモジュールの書き方 その1
a-blog cmsは、a-blog同様にioncubeエンコーダーを利用しコードが見えないカタチで提供をしています。そのためシステムを改造するといった事ができません。しかし、モジュールというカタチで追加で機能を実装する事が簡単にできるようになっています。
そこで、モジュールの作り方について少し書いてみようと思います。
<!-- BEGIN_MODULE Sample_Original --> <!-- END_MODULE Sample_Original -->
という感じでテンプレートがあった場合には
php/ACMS/GET/Sample/Original.php
というプログラムが動作します。何も表示させないログを取るようなプログラムを書くのであれば、Original.php に好きにphpでプログラムを書く事で動作させる事ができるでしょう。
では、何かを表示させるにはどうすればいいのでしょうか。表示用のサンプルプログラムはこんな感じです。
<?php require_once ACMS_LIB_DIR.'GET.php'; class ACMS_GET_Sample_Original extends ACMS_GET { function get() { $text = "abc"; return $text; } }
こう書く事で、モジュールの記述である BEGIN_MODULE Sample_Original 〜 END_MODULE Sample_Original の部分は表示されなくなり、abc と表示されます。ポイントとしては以下のような感じ
- モジュール名が Sample_Original であれば、class ACMS_GET_Sample_Original と書きましょう。
- 大文字、小文字にも注意して下さい。このサンプルの場合には SとOが大文字です。
- return でテキストを渡せば、テンプレート上に書かれます。
PHPのプログラムを書く事ができる人であれば、テキスト表示させるカウンターモジュールを作ってみようと思えばできるのではないでしょうか。
次回は、もう少しa-blog cmsらしく{波括弧}に文字を編集する方法を紹介したいと思います。
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