仕事で使う MacBook を考えると、処理速度・画面サイズ・重さ の3つでどこを重視するかで検討することになってくるのではないかと思います。あと 価格 というのもありますが、仕事ってことで考える際には一括償却ができる金額をベースに考えることにしましょう。
MacBook Pro 13インチと 16インチの全体比較
まず 13インチと 16インチのスペックを比較してみます。安いモデルを買うということではないので 13インチの下位モデルは比較検討から外しています。
税込30万円で買える MacBook Pro を比較してみる
残念ながら 16インチの上位モデル「第9世代の2.3GHz 8コアIntel Core i9プロセッサ」については標準構成で 317,680円 になってしまうことから今回の検討から外れています。どうしても Intel Core i9 がいい!ってことであれば 6コアモデルの MacBook Pro 15インチを中古で探してみると予算内で買うことができます。
MacBook Pro 16 / 295,680円(税込)
- 第9世代の2.6GHz 6コアIntel Core i7プロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.5GHz)
- 16GB 2,666MHz DDR4メモリ
- AMD Radeon Pro 5500M(8GB GDDR6メモリ搭載)
- 512GB SSDストレージ
- ベンチマーク マルチコア:22263 / シングルコア:4931
MacBook Pro 16 / 295,680円(税込)
- 第9世代の2.6GHz 6コアIntel Core i7プロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.5GHz)
- 16GB 2,666MHz DDR4メモリ
- AMD Radeon Pro 5300M(4GB GDDR6メモリ搭載)
- 1TB SSDストレージ
- ベンチマーク マルチコア:22263 / シングルコア:4931
購入時には、[2013-2020年] MacBook 74台のCPUベンチマークを一覧比較![Air・Pro・無印] – beizのノート を、普段チェックしています。定期的にメンテナンスされていて、中古で買う際に現行モデルとの性能比較に便利です。
MacBook Pro 13 / 295,680円(税込)
- 第10世代の2.3GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.1GHz)
- 32GB 3,733MHz LPDDR4Xメモリ
- Intel Iris Plus Graphics
- 1TB SSDストレージ
- ベンチマーク マルチコア:20025 / シングルコア:5762
次にリモートワークで大事な部分を考える
以下のどちらが重要になりますか?
軽さ
やっぱり持ち歩くことが増えることから重量って大事かもしれません。 車での移動が多い場合には重さはあまり関係ないかもしれませんが、電車での移動が多い場合には大事なところになりますね。
画面の広さ
オフィスに外部ディスプレイがある場合には、本体のディスプレイサイズの重要度は下がりますが、外で利用する際にはメインの本体のディスプレイのサイズでの利用になることも多いかと思います。この場合には画面の広さは大事ということに。
思っていたよりも選択肢が少ない今の一括償却可能な MacBook Pro
これを書く際にもう少しバリエーションがあって、選択肢も多いと思って調べながら書いてみると MacBook Pro 13 の一択ですね。
MacBook Pro 13 / 295,680円(税込)
- 第10世代の2.3GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.1GHz)
- 32GB 3,733MHz LPDDR4Xメモリ
- Intel Iris Plus Graphics
- 1TB SSDストレージ
- ベンチマーク マルチコア:20025 / シングルコア:5762
ここからは 13インチの弱点を補っていく策を
画面の広さを解決
会社と家で仕事をする前提で考えれば、どちらにもディスプレイを置くということで解決できます。スペースの問題もあるでしょうから私のオススメは会社には27インチ4K、自宅には24インチ4Kディスプレイをオススメしています。
USB-C 給電できる高価なものは買ったことがないので欲しいなって思っていますが、その部分に費用をかけるのなら Thunderbolt3 ドックの方がいい派です。
GPU性能を解決
「MacBook Pro 13 + eGPU は快適でオススメ」と書いていますが、Thunderbolt3 接続の外付けGPUを使うのがオススメです。とっても大きいですけど、MacBook Pro 16 の内蔵 GPU より高速なります。
プラスアルファの軽量化
今、リモートワークをしていると MacBook Pro を家と会社を持ち歩いていることになる。少しでも軽くしてあげることを考えて最近ACアダプタを買い増しして家には1つ置いておき鞄にACアダプタを入れないようにすることで 200-300g ほど軽量化が可能になります。ちなみに 15.16インチの ACアダプタは 295g で、13インチは 208g になります。
最終的なところでは
MacBook Pro 13 + α
- 第10世代の2.3GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.1GHz)
- 32GB 3,733MHz LPDDR4Xメモリ
- Razer Core X Chroma + AMD Radeon RX5700XT
- 1TB SSDストレージ
- 外部 4K ディスプレイ (3840x2160) + Thunderbolt 3 ドッキングステーション
こんな感じなのが理想ではないかと考えます。どうでしょうか?