a-blog cmsのモジュールの書き方 その3
今回は、CSVファイルを読み込んでテーブルを生成、リンクをクリックする事で、1行分のデータを詳細表示というようなモジュールを紹介したいと思います。今回はソースを全部掲載していません。zipファイルをダウンロードして下さい。
php/ACMS/GET/Csv/Sample.php
が、今回のモジュールです。
GETした情報を利用する
$id = $this->Get->get('id');
これで、csv.html?id=2 のように書くと、$id に 2 がセットされます。
private/config.system.yaml の設定を読み込む
$file = config('smple_csv');
と書く事で private/config.system.yaml の中に書かれている
sample_csv : private/sample.csv
を読み込む事ができます。
校正オプションを利用可能にする
$Tpl = new Template($this->tpl);
その1, その2 では、上記のように書かれていましたが、以下のように記述する事で校正オプションが利用可能になります。
$Tpl = new Template($this->tpl, new ACMS_Corrector());
何も編集せずに特定のブロックを表示させる
$Tpl->add('csvNotFound');
のように書く事で、以下の BEGIN 〜 END までが表示されるようになります。
<!-- BEGIN csvNotFound -->
<p>データが見つかりませんでした。</p>
<!-- END csvNotFound -->
a-blog cms では、基本的には配列にテキストのデータを入れる事で、テンプレート上の波括弧の中にレイアウトする事ができます。 後は、どこをループするかとかを書くだけでモジュール化する事が可能です。
その1, その2, その3 という事で、モジュール作成のための基本についてをご紹介しました。 a-blog cms に興味があって、プログラムが書ける方は是非試しにオリジナルモジュールを書いてみて下さい。
私自身の理解が、まだまだなのですが、頑張って今後も情報を公開できればと思っております。次は、データベースへのアクセスについて書いてみたいですね。(少し先になるかもしれません)
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