これからのCMSマーケットトレンド に参加しました
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a-blog cms のパートナーでもある 言問株式会社の藤田さんが fukuoka.php という勉強会で話をする内容を名古屋でもってことで「これからのCMSマーケットトレンドとPHP」という勉強会をベースキャンプ名古屋で開催してくれました。
Craft
藤田さんが最近お気に入りのCMSである Craft の話が最初にありました。フリーのものもありますが、Structures というのが使えないとカスタマイズに色々困るそうなので、$199 か $299 が必要になるとの事です。
WYSIWYG で本文エリアにカスタムフィールドを自由に作っていく事ができ、書きながらプレビューが表示できる感じでした。ブラウザの画面の中でカスタムフィールドの設計が色々できるのがいいんだろうと思う。テーブルのカスタムフィールド部分を参考に a-blog cms のテーブルユニットを用意したいと思いました。
CMSマーケットトレンド
「WCM市場 シェア」でググってみると、CMS市場について書いてる記事が見つかるようだ。
日本国内での、3年前は静的CMSが強くシックスアパートがトップであったが、今では動的CMSが伸びていて ミックスネットワークの SITE PUBLIS が売り上げトップになっているそうだ。 Site Publish(サイトパブリッシュ) だと思っていたら サイト・パブリス だった。サイト上には上位版の価格が掲載されていないが、凄い金額なんですよねー。また、海外では、Adobe や Sitecore 、Acquia が上位なんだそうな。
いまどきのエンタープライズCMSについては、編集機能・校正/承認・デジタルマーケティング が大事という事で、zero IT で高速なPDCAを回せるようなシステムが求められるとの事でした。
プレビュー機能についても弱いシステムが多いという事も言っていた。未来の日時を指定してサイトを閲覧できる仕組みは考えていたが、ペルソナを設定してプレビューできるってのも話にあって面白い機能かもしれないと思った。
ユーザー毎にコンテンツの出し分けをしたり、アクセスされた地域から出し分けをしたり、アクセス回数でとか、いろいろやる事があったり、A/Bテストができるようなものも面白い。ユーザー毎に違うコンテンツを出せるようにするとキャッシュができにくくなるので、その部分をどうにか解決して作りたいところですね。
ピンとこないけど、2014年の日本の商用CMS市場は何十億円もあるそうです 。まだまだ Saas ではなく、パッケージのインストール型のものが多いようだし、しばらくは今のスタイルで a-blog cms を頑張っても大丈夫という事のようです。
言問株式会社の藤田さんは、ホントに多くのCMSを知っている。この人に認められる a-blog cms にならないと!って思ってます。頑張ります!
fukuoka.php でのスライド
まったく同じではないですが、似た内容でしたので以下のスライドを紹介しておきます。
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