Web来訪者の行動を可視化する4つのサービスを紹介
Webサイトへの訪問者は、どんな行動をしているんだろう?ってサイトを運営している人であれば、誰でも思うはずです。Google アナリティクスとかを利用して、この URL にアクセスした後は、こちらの URL を表示している人が多いとか、こちらに行ってもらいたいのにアクセスしてる人が少ないなって行動を分析しているのではないでしょうか。
7月28日に「1行のJavaScriptコードでユーザーの行動分析を動画で確認できる「LogRocket」を使ってみた! - paiza開発日誌」を読んで、まずは LogRocket を使い始めました。丁度本日トライアル期間が終わった感じです。
そして、本日は「ヒートマップ/画面録画ツール「Hotjar」【無料利用可】|ふにろぐ」を読んで、最近はこういうのが流行ってるの?って思い、いくつか探してみることにしました。
今回は、4つのサービスを実際に登録しています。
どれも訪問者の行動状況を動画形式で再生できるサービスになっていて、利用できる数は少ないが無料で使い続けることができるようになっています。
LogRocket
現状、これが利用時間が長く感想が一番書けそうなサービスになります。 3人まで使えて1,000セッションの記録され、1ヶ月分のデータを保管してくれます。
Hotjar
無料での利用についてになりますが、閲覧するユーザー数は無制限です。2000pv/日のデータを記録してくれますが、実際に行動の状況を見れるのは最新100件のようです。データは3ヶ月分になります。行動の再生だけではなく、ヒートマップのカタチでもクリック状況をみることができるのがオススメなところではないでしょうか。無料版ではヒートマップは3ページ URL が設定できます。
他にも、閲覧者がページに対して、意見が言えるようなチャットっぽいフォームが用意できたり、まだ試せてないですが、きっとユーザーテストの一般公募?するような機能もあるようです。「こんな行動をしてみてください」というお題を出して、その状況を記録するという使い方もありかもしれません。
fullstory
無料版は、LogRocket と同様で、3人まで使えて1,000セッションの記録され、1ヶ月分のデータを保管してくれます。また特徴としては、Mixpanel や Mautic のように、問い合わせフォームの後の thanks ページ に仕込む JavaScript も用意されていて、名前やメールアドレスを紐付けることができるようです。
inspectlet
無料版は、月間100セッションの記録と、1ヶ月のデータ保管ということになりますので、ちょっと上記の3つと比べると無料で使うのは厳しい感じです。しかし、ヒートマップが各ページ表示させることができていますので、ヒートマップが大事な場合にはありかもしれません。
現状、いろいろ試しているところで全部の JavaScript のタグをテスト的に設定していたりしますが、今のところ有料で利用するつもりはないのですが、無料で使い続けるのなら「Hotjar」がいい気がしています。また、これを読んで他のサービスでオススメのものがあればお知らせください。